年50冊小説を読まんとする若輩のblog

それ以上でも以下でもなく。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

#4「草枕」夏目漱石

読み易さ☆☆ 面白さ☆☆☆ 読む価値☆☆☆ ※独断と偏見による。 国民的小説家、夏目漱石の初期作品。漱石自らが『小説としては読まれないだろう』と自認する異色な小説。 ストーリーとしては1人の画工、絵描きが人里離れた山村に赴き、俗なものを避けて自身の芸術的…

#3「海賊とよばれた男」百田尚樹

読み易さ☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆ 読む価値☆☆☆☆ ※独断と偏見による。 「永遠の0」で一世を風靡した百田尚樹さんの歴史経済小説。昨年映画化されて話題になりました。 永遠の0が第二次大戦中を舞台とし、零戦パイロット、宮部を主人公とした「戦いの英雄」の小説だった…

#2「赤と黒」 スタンダール著 小林正訳

読み易さ☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆☆ 読む価値☆☆☆☆☆ ※独断と偏見による。 1831年のフランスで発刊された恋愛小説です。 百姓のせがれとして生まれた主人公ジュリヤンが、その人並み外れた野心と才能から貴族社会に入り込み、あまつさえ自分が仕える主人のご令嬢と恋仲に…

しれっと下方修正。

『年100冊小説を読む』 計算するとおおよそ3日に1冊ペース。 「なんとかなるっしょ!」と思っていたものの、既に9日、まだ1冊、ただよう企画倒れ感。 …いや、読んではいるんですよ?ただ、今読んでるのが上下巻800ページ超の海外文学でして、まだ上巻しか読…

#1 「六番目の小夜子」恩田陸

読み易さ☆☆☆ 面白さ☆☆ 読む価値☆☆☆☆ ※独断と偏見によります。 恩田陸さんのデビュー作であり、一度は絶版となりましたが再評価され、彼女を作家として有名にした作品です。 ストーリーは、ある高校の独特な風習であり、都市伝説である「サヨコ伝説」を軸とし…

概要、もとい決意表明

あけましておめでとうございます。新社会人の「ばね」と申します。 さて、『一年の計は元旦にあり』といいますが、皆様はこれがどのような意味のフレーズかご存知でしょうか? goole先生によると、 “一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事…